面倒な作業はl回で済ませるという発想がプログラミング上達のコツです。あいさつの例でも、l回だけ「こんにちは!」と書いておき、それをコピーして使うことができれば、何度も使いたいときに便利です。
1枚だけ手書きしてコピーして使う
こうすれば、手書きという面倒な作業は1回だけで済みます。「こんにちは!」が「こんばんは!」になっても、直すのは手書きの1枚だけです。何枚も手書きのあいさつを修正するのに比べれば、作業が楽なことがわかるでしょう。
このような仕組みがあれば便利
- 紙に「こんにちは!Jと書く
- その紙をコピーする
- その紙をコピーする
- その紙をコピーする
さて、この「こんにちは!」と書いた紙をコピーするときに、どこにその紙があるのかわかるように、箱に入れておいた方が良いでしょう。あいさつを書いた紙も箱に入れておきましょう。箱に入れたあいさつをコピーして使うイメージは次のようになります。
コピーして使うあいさつを箱に入れる
「こんにちは!」と書いた紙を箱に入れる
箱に入った紙をコピーする
箱に入った紙をコピーする
箱に入った紙をコピーする
“箱”のような仕組みを使えば、あちこちで何度も同じ言葉を使う処理が効率的に記述できることはイメージできたでしょうか。